東証マザーズや先物取引って名前は聞くけど なんなの??
東証1部、2部は聞くけど東証マザーズって何? よくわかんないなぁ~ 先物ってよく聞くけど先物って何だろう。株と違うの? 買ってみたいけどよくわからないを解消したい ✔︎この記事の内容
  • 東証マザーズ特徴3選。
  • 先物取引とはなにか。株取引との違いと先物の種類
  • 先物投資するメリットは何か
先進国、新興国、投資信託、ETFとよく聞く銘柄とは違い 特にあまり知られていないのが先物取引ですよね。 ここでは東証マザーズと先物取引について調べたことを まとめましたのでぜひ最後までお付き合いください。

東証マザーズ特徴3選

東証マザーズは東証1部、2部とはまた違う特徴が あります。ここではマザーズについて3つほど紹介します。

1)東証マザーズとはなにか。

東証マザーズとは、東京証券取引所が運営している株式市場の1つです。 上場見込みで株主数が200人以上、流通株式は数が2000株以上、 流通株式時価総額5億円以上、流通株式数上場株券等25%以上、時価総額10億円以上などの決まりがあります。成長企業(新興企業)を中心とした株式市場で350社近く上場しています。 東証一部や東証二部でも同じように規定がありますがマザーズに比べて株数や時価総額は高めの設定です。
よくニュースで、スタートアップなどの新しい会社のニュースで 〇〇会社が上場しますってあるよね。
そうそう、それ! 新しい会社が上場する場合は、 マザーズが多いよね。そのあと二部、一部へ成長していくってこと
そうなんだ。 でも、なんで会社は、上場するの?
上場するメリットは、知名度が上がり信用力が付くのと、一番の目的は資金調達が有利に働くからなんですよ。資金調達に苦しんでいる未上場の企業は、意外におおいんです。

2)東証マザーズは難しい。

東証マザーズは成長テーマが関係している銘柄が多くあります。 成長株を取り扱っていることもあり、急騰急落が大きく、 投資をするタイミングがとても難しいです。東証1部などでは 比較的安定している大企業が多いため、急騰急落が少なく 投資をしている側も安心して取引ができますが、東証マザーズは 成長株を取り扱っているのででは黎明期(開発にお金がかかり利益が上がらないなど)が あります。株価が上昇したり急に落ちたりを繰り返しますので損切りしなければ いけないこともでてきます。その点では初心者には向かないと思われます。 私自身損切りが苦手なので東証マザーズには手を出せていません。

3)東証マザーズを取引する上で注意するべき2つの項目

①短期売買する
マザーズ株は売買のタイミングさえ分かれば、大きな株価の変動が期待できるため 利益を得ることが可能です。どちらかといえば短期売買で利益を得る方が得策だと思います。 テーマ株が多く短期で入れ替わりが起きているので長期で持つよりは 短期で決着をつける買い方が良いのではないかと思います。
 ②ETF、投資信託を買う
マザーズでもETFや投資信託があるので初心者で投資がしてみたい場合は プロに任せる買い方が安心できる投資の仕方ではないでしょうか。 ただどうしても変動は大きいかもしれませんので、下落するリスクは よく考えておきましょう。

先物取引とはなにか。株取引との違いと先物の種類

1)先物取引とは

先物取引とは、取引する量と価格を売りたい投資家と買いたい投資家で先に決定し 将来その額で売買を約束する取引を言います。 約束をした時点ではお金は動かず、決まった期限になったら売買をします。 仮に1000円で約束をし将来価格が1100円に上がれば、買った方は得をし売った方は 100円損をするということになります。

2)株取引との違い

①取引期間が決められている

株投資では、企業が倒産しない限りはいつまでも保有することができますが、 先物取引は取引期限があります。期間内の売買もできますが、期限が来たら決済される 仕組みです。

②空売りができる

先物取引では相場が下落すると予想したときに「売り」からスタートすることが 出来ます。予想が当たれば「買い戻す」ことで利益を得ることができます。

③証拠金制度がある

先物取引では期日が来たらその価格で売り買いをするため、取引時には 現物の受け渡しがありません。そのため安全な取引を確保するために 証拠金制度があります。一定の証拠金があれば全額を用意する必要はありません。 証拠金に対してより大きな額で運用することを「レバレッジ効果」といい、 元本10万円に対して1万円の証拠金を用意するならレバレッジ10倍となります。

④銘柄の選択不要

銘柄を選択せずに日経平均やTOPIXなどの株価指数を対象とした取引の場合、 個別に株価を選択することがないので比較的に株価の把握が簡単です。

⑤差金決済が可能

反対売買によって確定した損益金のみを授受する決済方法です。 1000円で買ったものが1100円になり転売した場合、反対売買による1100円と 1000円の差額である100円の部分のみが決済され現物の受け渡しはされません。 そのため差額金のみで運用できます。

3)先物の種類

①商品先物

金や銀、プラチナなどの貴金属 原油などのエネルギー 農作物

②金融先物

株価指数先物取引 国債先物取引 通貨先物取引 金利先物取引

先物に投資するメリットはあるのか。メリット2選

 ①分散効果があること

コモディティの価格は株式とは違うため、リスクヘッジ効果があります。 金や銀など商品ごとに需要や供給、天候や在庫などに左右されます。 そのため株式市場の変動とは関係がないため分散投資になります。

 ②インフレに強いこと

インフレでは現金の価値が減りますがモノの価値は上がります。 実物資産なので物価が上昇すると値上がりする傾向があります。 特に、金は株式が暴落したときに価格が上昇する傾向があるので、 ポートフォリオに組み込むことで良い効果をもたらします。 暴落時に金の価格のニュースをよく聞きませんか? 金の価値が上がると金のネックレスなどを売ってくれという詐欺師のような 買取集団も活発に動く傾向があると思うので、知らない人に 金は売らないようにしましょうね。

まとめ

投資を始めるとまずは投資信託や先進国投資、東証1部に目が行くと思います。 しかしたくさんの投資の方法があり、今回のようなマザーズや先物など聞きなれないものが あるのでぜひ参考にしてよい株取引をしてみてください。 まずは、価格変動の小さい一部上場をおすすめします。もしダイナミックレンジの広い マザーズに挑戦する人は、少額の投資金額で始めればよいと思います。 決して、有り金全部をかけるようなことは、しないでください。 投資は、自由なお金の30%くらいの金額で、スタートすることが良いとさせています。 ご覧いただきありがとうございました。

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